・ニューファンドランド


ニューファンドランドの外観と特徴 は体が大きく、がっしりとした骨格をもつパワフルな犬種です。この犬は、荒れた海で溺れている人を引っ張って助けたり、優秀な警備犬となれるだけの力強さを持っています。体高より体長の方がやや長めになっており、イキイキとした力強さと軽やかさを感じさせながら歩きます。被毛は二層になっており、柔らかく密集した下毛と、硬く長めのまっすぐな外毛からなっています。その優しい表情からは、慈悲深さと威厳のある性質がうかがえます。犬種プロフィール、AKCランキング 46、JKCランキング 48、仲間は 牧畜犬、マスティフ系、原産地は カナダ、起源は 18世紀、元来の役割は 多目的の水中回収犬、牽引き犬、現在の役割は 水難救助犬、体高(雄)インチ(cm) 28(71)、体重(雄)ポンド(kg) 130-150(59-68) 、高(雌)インチ(cm) 26(66)、体重(雌)ポンド(kg) 100-120(45-54)、JKC理想体高(雄)cm 71、JKC理想体重(雄)kg 68、JKC理想体高(雌)cm 66、JKC理想体重(雌)kg 54。歴史 はニューファンドランドはその名の通り、カナダのニューファンドランド島沿岸で発展してきた犬種です。しかし、この犬種の起源についてはいろいろな説があり、その起源をたどると最終的にはチベタン・マスティフに行き着くのですが、チベタン・マスティフがニューファンドランド島に持ち込まれたという記録は残っていません。一部の専門家の間では、チベタン・マスティフがグレート・ピレニーズを経て、ニューファンドランドにつながったとも考えられています。1662年、カナダのルグノーストに最初の移民集落ができ、その際にグレート・ピレニーズも一緒に持ち込まれました。その後、この持ち込まれた犬たちは、イギリスの入植者たちが飼っていた黒いイングリッシュ・レトリーバー系の犬と掛け合わせられたり、ハスキー犬と掛け合わせられたりしたようです。祖先がどの犬種だったのかははっきりとしませんが、結果として誕生したのが水をこよなく愛し、寒さに強く、黒一色または白と黒混合のニューファンドランドでした。白と黒のニューファンドランドは、ランドシーアという名前で1779年に認定されました。ニューファンドランドという名前の発祥はその数年前で、一匹のニューファンドランドという名前の犬から始まったといわれています。その犬は、万能の水中回収犬として冷たい水の中、重い網を引っ張ったり、何人もの人を水難事故から救ったりしました。また、陸の上でも牽引き犬や猟犬として、優れた活躍をしていました。ヨーロッパからの訪問者たちはこの優れた犬に深く感銘を受け、同じ血統の犬を数頭ヨーロッパに持ち帰ります。そうしたことがきっかけで、ニューファンドランドはヨーロッパで開催されるドッグ・ショーに参加するようになりました。その後、ニューファンドランド島では、犬たちの輸出が相次ぎ、それと同時に一頭の犬しか飼ってはいけないという法律の影響により、ニューファンドランドの数は減少していきます。これによりニューファンドランドの拠点はイギリスに移り、アメリカの愛好家たちはイギリスで改良されたニューファンドランドで、頭数を補充するという手段を取りました。第二次世界大戦後にはこの逆の現象がイギリスとアメリカの間で起こり、イギリスでの頭数確保にアメリカのニューファンドランドが一役買うことになりました。現在では、ニューファンドランドは大型犬の中でも人気の高い犬種となっています。黒一色というイメージが先行するニューファンドランドですが、白と黒のランドシーアも人気があります。ちなみにランドシーアという名前は、初めてこの犬を描いたアーティストの名前から付けられているそうです。気質 はューファンドランドの特徴といえばその愛らしい雰囲気と、落ち着いていて辛抱強く、おおらかで優しい性質といえます。社交的な犬なので、誰とでも仲よくできる犬です。しかし、家族が危険にさらされていると感じた場合は、護衛者的な行動をとり、家族を守ろうとします。飼育管理は健康を保つためにも毎日運動をさせる必要があります。適度な散歩や庭などでのちょっとした遊びを取り入れましょう。泳いだり、何かを引っ張ったりすることを好みますが、特に寒い天候の時にはそういった遊びをしたがります。繁殖家の中には、黒と白のランドシーアは黒一色よりも活発で運動量もより必要だと考える人もいるようです。暑い気候の中では体調を崩してしまいがちなので、温暖か比較的寒い気候の地域であれば屋外飼育をしてもよいでしょう。室内ではのびのびと過ごせるスペースを確保し、室内と庭を行き来できるような環境が理想的です。週に2回コーミングをし、毛が抜ける時期には回数を増やすようにしてください。また、よだれをたらす傾向があり、水などを飲む際も周りを汚してしまうことがあるので注意が必要です。特に気をつけたい病気は 大動脈弁下部狭窄症、肺動脈(弁)狭窄(症)、肘関節形成不全、股関節形成不全、胃捻転、気をつけたい病気は 離断性骨軟骨症、眼瞼内反症、眼瞼外反症、フォンウィルブランド病、白内障、たまにみられる病気 はてんかん、しておきたい検査は 股関節検査、肘関節検査、心機能検査、血液検査、眼科検査、寿命は 8〜10歳です。



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