・ビション・フリーゼ


ビション・フリーゼの外観と特徴は二層に分かれた特徴的な被毛で覆われています。絹糸のような下毛は柔らかく密集し、外毛は粗い巻き毛となっているので、押すとふわっとした弾力感が感じられます。陽気で活発なこの犬種は、体高よりも体長がやや長く、軽々とした歩様をしています。一時は多芸犬として活躍していた時期もあるビション・フリーゼは、ぬいぐるみのような愛らしい容姿と運動神経のよさでたちまち人々を魅了してしまう、とてもチャーミングな犬種です。犬種プロフィールはAKCランキング 26、JKCランキング 46、仲間 はビション系、愛玩犬、ウォータードッグ,原産地は フランス、起源は 古代、元来の役割は 愛玩犬、多芸犬、現在の役割は 愛玩犬、体高(雄)インチ(cm) 9.5-11.5(24-29)、体重(雄)ポンド(kg) 7-12(3-5)、体高(雌)インチ(cm) 9.5-11.5(24-29)、体重(雌)ポンド(kg) 7-12(3-5)、JKC理想体高(雄)cm 30未満、JKC理想体重(雄)kg -、JKC理想体高(雌)cm 30未満、JKC理想体重(雌)kg -、別名は テネリフェ・ドッグ、ビション・テネリフェ、ビション・ア・プワル・フリーゼ。歴史 はビション・フリーゼの発祥地は地中海沿岸とされ、バーベットという大型のウォータードッグと、白い小型犬を掛け合わせて作られたのが起源といわれています。この掛け合わせによってバービションズという系統が作り出され、その後、名前がビションと省略されました。当時、ビションという系統はビション・マルチーズ、ボロネーズ、ハバニーズ、テネリフェの4種類に分けられていました。その中で、スペインの船乗りがスペイン・カナリア諸島のテネリフェ島に持ち込んだとされているテネリフェが、後のビション・フリーゼだと考えられています。その後、14世紀に、イタリアの水夫たちがテネリフェ島からイタリアへ持ち込んで以来、瞬く間に上流階級の人々から愛玩犬として注目を集めるようになりました。16世紀、フランスのイタリア侵攻後には、フランスに渡り、フランシスI世やヘンリーIII世の愛玩犬として愛されることになりました。スペインをはじめ、ヨーロッパ各地で人気のあったビション・フリーゼですが、その後なぜか人気は停滞気味となります。ナポレオンIII世が君臨していた19世紀前半に、再度人気上昇の兆しを見せましたが、この人気は長くは続きませんでした。その後は、上流階級の愛玩犬からどこにでもいる普通の犬へと没落の一路をたどりますが、道行く人々に芸を披露したりして大道芸人たちに愛され、なんとか生き延びることとなります。ところが、第一次世界大戦により最初の絶滅の危機に襲われることになります。数頭のビション・フリーゼを保護した兵士たちもいましたが、この犬種を絶滅から救おうという動きはほとんどありませんでした。後にやっと数人のフランス人繁殖家たちがビション・フリーゼの救済運動に乗り出し、1933年、この犬種は正式にビション・プワル・フリーゼ(巻き毛のビション)と命名されることになりました。その後、第二次世界大戦で第ニの存続の危機に見舞われますが、1950年代にアメリカに持ち込まれたことで、ようやくビション・フリーゼという犬種として落ち着いたものとなりました。当時、ビション・フリーゼの人気は芳しいものではありませんでしたが、新しく開発されたヘアー・カットと宣伝効果が効を成し、人気が高まってきたのは1960年代に入ってからでした。その後はたちまち人気を集め、1971年にはAKCに承認されるまでになりました。気質は活発でクルクルとよく動き、陽気で愛らしいビション・フリーゼは誰からも愛される犬種です。見知らぬ人はもちろん、他の犬や動物にもくったくがなく、子供ともうまくやっていけるでしょう。少々吠え癖がみられる時もありますが、基本的には感受性が豊かで飲み込みが早く、愛情深く、愛玩犬としては申し分ない犬種といえます。飼育管理はビション・フリーゼは小柄ながらも活発な犬なので、毎日の運動が欠かせません。室内でたっぷりゲームをさせたり、外で自由に遊ばせたり、短い散歩をしたりといった運動を取り入れましょう。毛がはえ変わることはありませんが、抜け毛がすぐに絡まってしまうので、被毛は1日おきにブラッシングをし、2カ月に1度はトリミングをします。全身の白さを美しく保つためにも、室内で飼うことをおすすめします。特に気をつけたい病気は 膝蓋骨脱臼、気をつけたい病気は 歯の喪失、白内障、皮膚病、外耳炎、たまにみられる病気は 特になし、しておきたい検査 は関節検査、眼科検査、皮膚検査、寿命は 12〜15歳です。



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