イングリッシュ・コッカー・スパニエルの外観と特徴は、狩りの場で鳥などの獲物を探し出して飛び立たせたり、回収したりといった役割をこなすために作られた犬種です。そのため藪の間をやすやすと潜り抜けられる程度に小さく、大型の獲物でも運べる程度に大きくといった体型をしています。獲物をくわえて運びやすいように鼻口部が幅広くなっており、体高が体長よりわずかに高くなっています。大好きな狩りに夢中になっている時には、よく尾を左右に動かす傾向があります。また、活力のある力強い足取りで歩きます。適度な長さの被毛は絹のように柔らかく、まっすぐか、少々ウェーブがかかっています。ところどころについている飾り毛は狩りの妨げにならない程度の長さで、体を守る役割を担っています。また、優しいながらも威厳を保った表情が特徴的です。犬種プロフィールは、AKCランキング 75、JKCランキング 26 、仲間 はガンドッグ(鳥獣猟犬)、スパニエル系 、原産地 はイングランド(イギリス)、起源は 19世紀 です、元来の役割は 鳥を飛び立たせること、鳥獣回収犬 、現在の役割 は鳥を飛び立たせること、鳥獣回収犬、スパニエル系の競技 です、体高(雄)インチ(cm) 16-17(41-43)、体重(雄)ポンド(kg) 28-34(13-15)、体高(雌)インチ(cm) 15-16(38-41)、体重(雌)ポンド(kg) 39-41、JKC理想体高(雄)cm 12.5-14.5 、JKC理想体重(雄)kg 38-39 、JKC理想体高(雌)cm - 、JKC理想体重(雌)kg 12.5-14.5 、別名は コッカー・スパニエルです。歴史 は、犬種のなかでも、もっとも大きなグループとされるスパニエル系は、もっとも特殊化していったグループともいわれています。なかでもイングリッシュ・コッカー・スパニエルは、陸地の猟で使われていたランド・スパニエルから枝分かれしていった犬種と考えられています。ランド・スパニエルには、鳥などを驚かせて飛び立たせる役割を担った大型のスパニエルと、ヤマシギを狩る役割を担った小型のスパニエルとに分かれていましたが、この2種類のタイプは一腹から誕生していたこともあり、もともとは同じ犬種によるバリエーションの違いとみなされていました。しかし、1892年には別々の犬種として区別されるようになり、約11kg以下の小型サイズの犬たちが、コッカー・スパニエルと定められました。その後、この2種類のスパニエルは、遺伝子的にも類似しており、どちらも優れた狩りの能力を受け継いでいるということで、1901年には大きさでの分類が排除されることになります。コッカー・スパニエルはイギリスで高い人気を誇っていましたが、アメリカの繁殖家たちは、この犬種をイギリスの愛好家たちが反対するような方向に変えようとしました。1936年まではイギリス産とアメリカ産のコッカー・スパニエルは同犬種とみなされていましたが、アメリカでイングリッシュ・コッカー・スパニエル・クラブが設立されたと同時に、イギリス産のイングリッシュ・コッカー・スパニエルは異種とみなされ、さらにこのクラブはアメリカ産とイギリス産の交配を好まなかったので、1946年にはイングリッシュ・コッカー・スパニエルは正式に別の犬種と定められることになります。犬種が分けられてからアメリカン・コッカー・スパニエルはイングリッシュ・コッカー・スパニエルに勝るとも劣らない人気を獲得しましたが、これはアメリカのみの評価でした。その他の国々では、イングリッシュ・コッカー・スパニエルの方が人気が上回っており、コッカー・スパニエルといえばこの犬種が最初に思い浮かぶ人々が多くなっています。気質はイングリッシュ・コッカー・スパニエルには、アメリカン・コッカー・スパニエルよりも猟犬としての性質が残っているため、より多くの運動量が必要です。陽気で好奇心が強く、飼い主に従順で献身的に尽くす性質を持っており、感受性が強く社交的で、常に飼い主やその家族と一緒にいることを好みます。飼育管理は、 イングリッシュ・コッカー・スパニエルには、長めの散歩や野原で走り回ったり庭でゲームをしたりといった運動を毎日取り入れることが必要です。温暖な気候の地域でならば屋外での飼育もできますが、社交的な犬なので基本的には屋内で過ごさせ、遊ばせる時に屋外に出すというパターンが理想的です。適度な長さの被毛には週に2〜3回はブラッシングをし、2カ月に1回ぐらいは頭部、耳、足、尾の辺りをカットしてあげるとよいでしょう。また、耳の中は常に清潔に保つよう、毎週手入れをしてあげてください。 特に気をつけたい病気 は進行性網膜萎縮症、気をつけたい病気は 股関節形成不全、白内障 、たまにみられる病気は 外耳炎 、しておきたい検査は 聴覚検査(パーティーカラーのみ)、眼科検査、股関節検査、膝関節検査 です、寿命 は12〜14歳 です。