急性胃炎の症状は痛みのために腹部が緊張して、激しい吐き気を伴います。食べた物や胃液、粘液、血液などを吐きますが、吐くものがなくても吐く動作をします。原因は不衛生なお水を飲んだときや、腐敗した食べ物を食べる、毒性のある物質、異物などを食べたときにおこります。このほかに、伝染性肝炎やジステンバー、パルボウイルス感染症などの急性の伝染病も原因になります。対処は急に犬が吐く場合、車酔いを除いておそらく急性胃腸炎によるものが一番多いと思われます。原因を取り除き、口から入る食事と水を24-36時間止めれば、通常1-5日で回復します。絶食後徐々に水を与え、次に流動食を与える。また脱水が激しいものでは(皮膚をつまんで戻りが悪い)輸液療法を受ける必要があります。さらに嘔吐の激しいものでは吐き止めの薬を与え、短時間で回復がみられない場合、あるいは嘔吐が非常に激しい場合には、おそらく診断が違っているので慢性の嘔吐の原因となるその他の疾患について幅広い検査が必要となります。犬でも胃潰瘍はあるが薬物で胃を荒らした場合がほとんどで、人間のような真の精神的ストレスによるものはありません。