・ウェルシュ・テリア


ウェルシュ・テリアの外観と特徴は、横から見ると四角形に近い胴体を持ち、コンパクトで頑丈な体格をしています。長い距離を目を見張るようなスピードで走り続け、獲物を狙って跳びかかり、しとめるといった狩猟能力に長けています。足取りは常になめらかで軽く、地面をしっかりと踏みしめながら歩きます。被毛は、短く柔らかな下毛と、針金のように硬くて密生した上毛の二層構造になっています。自信に満ち溢れた表情には、いつも警戒心を怠らない、鋭いまなざしをたたえています。犬種プロフィールは、AKCランキング 89 、JKCランキング 76、仲間は テリア系 、原産地 はウェールズ(イギリス)、起源は 18世紀 です、元来の役割 はカワウソ狩り、アナグマ狩り、キツネ狩り、ネズミ捕り 、現在の役割 アースドッグ競技 です、体高(雄)インチ(cm) 18-19(46-18)、体重(雄)ポンド(kg) 35-40(16-18)、体高(雌)インチ(cm) 17-18(43-46)、体重(雌)ポンド(kg) 30-35(14-16)、JKC理想体高(雄)cm <39、JKC理想体重(雄)kg 9-9.5、JKC理想体高(雌)cm <39、JKC理想体重(雌)kg 9-9.5 。歴史は、ウェルシュ・テリアは、2種類しかいないウェールズ生まれのテリアのひとつで、18〜19世紀にイギリスで人気だったオールド・ブラック・アンド・タン・ラフ・テリアの子孫に当たると考えられています。1700年代末には、アニスフォーという名前で知られる独特の血統種が、北ウェールズでカワウソをしとめる狩猟犬として発展していました。ちょうどその頃、この狩猟犬によく似たオールド・イングリッシュ・ブロークンヘアード・テリアという犬が、イングランド北部で誕生していました。この2つの犬種はあまりにもよく似ていたので、ショーに参加した際、競っていたのが同じ犬種だったり、ふたつの犬種を同じ犬種に分類したりとかなりの混乱が巻き起こりました。その後、この2種類の犬は、その起源の違いに関係なく、ウェルシュ・テリアという名前の犬種として知られるようになり、カワウソ狩りやキツネ狩り、アナグマ狩りに使われる狩猟犬として同じ歴史を歩むことになりました。886年には、EKCがこの犬を犬種として認定します。初期の頃のこの犬種は、ショーに参加するにはまだまだ粗野で荒削りだったため、繁殖家たちは掛け合わせる犬種を慎重に選びました。そうして、独特の特徴を持ったワイアー・フォックス・テリアと掛け合わせることで、ウェルシュ・テリアの血統を改良しようという試みがなされました。その結果、ウェルシュ・テリアは、小型のエアデール・テリアのような外貌となりました。その後はショードッグとして優秀な成績をあげるようになりましたが、この犬種とよく似た、小型で足の長いテリアたちが成し遂げたような、ずば抜けた高成績をあげることはなかなかできませんでした。気質は、ウェルシュ・テリアは、他の多くのテリアよりも穏やかな性質を持った行儀のよい犬ですが、やはり遊び好き・いたずら好きなところは共通しています。さまざまな騒動を起こして飼い主を飽きさせず、常に楽しませてくれますが、室内犬としても十分飼えるほど落ち着いたところもあります。また、独立心が旺盛で、探究心が強く、感受性の強い性格をしています。見知らぬ人には距離を置いて接する傾向があり、他の犬やペットには攻撃的になることもあります。また、たまに地面を掘ったり吠えたりする犬もいます。飼育管理 はウェルシュ・テリアには、毎日、リードをつけて散歩をさせたり、活発に動けるような遊びをさせたりすることが必要です。この犬種は狩りをしようとする本能が強いので、リードをはずして遊ばせる場合は、必ず他の動物がいない、安全な場所を選んでください。天気のよい暖かい時期には屋外で過ごさせることができますが、寒い季節は室内で過ごさせるのがベストです。特に寝床は室内に用意してあげてください。室内と庭の間を自由に行き来できる環境をつくってあげるのが理想的です。針金のように硬い被毛は、週に2〜3回コーミングをしたうえで、3カ月に1回はトリミングをし、むだ毛も取り除いてあげましょう。ショーに出すのであれば手で丁寧にむだ毛を取り除くストリッピングが必要ですが、ショーに出さないのであればバリカンやはさみなどで取り除くクリッピングで十分です。また、耳を形よく整えるのであれば、子犬の頃から耳の手入れをこまめにすることが必要です。特に気をつけたい病気は 皮膚疾患 、気をつけたい病気 は外耳炎、たまにみられる病気は 白内障、膝蓋骨脱臼、二重睫毛、しておきたい検査は 眼科検査、膝関節検査です、寿命は 12〜14歳です。



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