カーリーコーテッド・レトリーバーの外観と特徴は同じレトリーバー種のなかでももっとも優美で上品な外観をしており、スラっと長い四肢が俊敏なイメージを引き立てています。自信に満ちた身のこなしで機敏に振る舞い、常に周りを警戒する姿勢をくずさず、撃ち落とされた獲物を見つけて回収する能力に長けています。この犬種は活発な陸上回収犬としてはもちろん、勇敢な水中回収犬としても卓越しており、冷たい水のなかでの厳しい作業にも耐えることができます。独特の巻き毛が特徴的な被毛は、イバラや寒さなどから体を守る役目を担っています。犬種プロフィール はAKCランキング 137、JKCランキング 143 、仲間 は鳥獣狩猟犬、回収犬 、原産地は イングランド(イギリス)、起源は 18世紀です、元来の役割は 水中回収犬、現在の役割 は水中回収犬、レトリーバー系のフィールド競技、愛玩犬,体高(雄)インチ(cm) 25-27(64-69)、体重(雄)ポンド(kg) 60-70(27-32)、体高(雌)インチ(cm) 23-25(58-64)、体重(雌)ポンド(kg) 60-70(27-32)、JKC理想体高(雄)cm 67.5,JKC理想体重(雄)kg -、JKC理想体高(雌)cm 62.5、JKC理想体重(雌)kg 。歴史はレトリーバー(回収犬)のなかでももっとも古く、珍しい犬種とされるカーリーコーテッド・レトリーバーは、18世紀後半からイギリスで、猟師が撃ち落とした獲物を回収するために活用されていたと考えられています。明確な起源は推測の域を出ませんが、オールド・イングリッシュ・ウォーター・ドッグやアイリッシュ・ウォーター・スパニエル、小型のニューファンドランドを掛け合わせたものではないかといわれています。これらの犬種を交配させた結果、もっとも有能な水中回収犬がひとつの犬種として誕生することになりました。その後、巻き毛の被毛を強調させるために、水中での回収を得意としていたプードルが掛け合わせられました。19世紀中頃になると、カーリーコーテッド・レトリーバーはイギリスでもっとも優れた回収犬として、また信頼できる伴侶犬として人々の注目を集めることになり、最初にショードッグとして活躍した犬種のひとつとなりました。また、この犬種はオーストラリアやニュージーランドへも輸出されるようになり、そこでも人々から熱く支持され、現在でも高い人気を保っているようです。カーリーコーテッド・レトリーバーは1907年に最初にアメリカへ渡り、1924年にAKCの認定を受けることになりました。アメリカでは特に高い評価を得たわけではなく、イギリスでの人気も20世紀に入ると落ち込み始めていきました。人気が落ちてしまった理由は定かではありませんが、一説によると、人間の言うことをあまり聞かない変種のカーリーコーテッド・レトリーバーが何頭か誕生してしまい、それによって評判がぐっと下がり、結果的に猟師たちが他の回収犬を選ぶようになってしまったといわれています。しかし、そんな悪評が流れたにもかかわらず、この犬種を熱心に愛好する人々によって、本来のカーリーコーテッド・レトリーバーの従順な性質が見直されることになり、現在はとても優秀な伴侶犬としての地位を獲得しています。気質 はカーリーコーテッド・レトリーバーは陸地はもちろん、特に水中に落ちた獲物を回収する能力に長けた、活発でエネルギッシュな犬種ですが、屋内では比較的ゆったりとした伴侶犬となります。勇敢な面も持ち合わせていますが、基本的には繊細で優しい性格の持ち主です。飼い主のいうことにも素直に従い、子供との相性も抜群ですが、見知らぬ人とは距離を置いて接する傾向があります。活動的でアウトドア好きな性格で、かつ忠実なペットを求める人には理想的な犬種といえます。飼育管理はカーリーコーテッド・レトリーバーはこまめな手入れを必要としないため、比較的飼いやすい犬種といえます。日頃から水泳をさせたり、何かを水中に投げて取ってこさせたりといった運動を取り入れてあげましょう。温暖な気候の地域では屋外飼育も可能ですが、室内と屋外をバランスよく行き来できる環境が理想的です。被毛の手入れとしては、ブラッシングをするとせっかくの巻き毛がとれてしまうので、水に入る前などに時々コーミングをする程度で十分です。たまに不揃いの被毛を取り除くために少々トリミングをしてあげましょう。また、毛が抜ける時期にはいつもより多くブラッシングをしてあげてください。特に気をつけたい病気 は股関節形成不全、気をつけたい病気は 特になし、たまにみられる病気 は二重睫毛、白内障、皮膚疾患、しておきたい検査は 股関節検査、寿命は 8〜12歳 です。