キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルの外観と特徴 は、身のこなしが優雅で、飼い主に忠実な小型犬です。スパニエル系祖先犬の小型版といったところですが、体高より体長がやや長めで、骨ががっしりしており、体格は初期の頃とあまり変わっていません。優美でびのびとした、軽やかな歩様をしています。絹糸のような被毛はそれほど長くはなく、少々ウェーブがかかっている場合もあります。また、足元に羽毛のような長い毛が生えているのもこの犬種の特徴です。表情は穏やかで優しく、紳士的です。犬種プロフィール はAKCランキング 35、JKCランキング 15、仲間 はスパニエル系、愛玩犬、原産地は イングランド(イギリス)、起源 は17世紀 、元来の役割 は小型の鳥を飛び立たせること、愛玩犬 ,現在の役割は 愛玩犬、体高(雄)インチ(cm) 12-13(30-33)、体重(雄)ポンド(kg) 13-18(6-8)、体高(雌)インチ(cm) 12-13(30-33)、体重(雌)ポンド(kg) 13-18(6-8)、JKC理想体高(雄)cm - 、JKC理想体重(雄)kg 3.6-6.3、JKC理想体高(雌)cm -、JKC理想体重(雌)kg 3.6-6.3。歴史 はキャバリア・キング・チャールズ・スパニエルは小型のスパニエル系と、狆やチベタン・スパニエルなどの東洋犬を掛け合わせた結果誕生したと考えられています。このようなイギリスのチューダー王朝時代のスパニエルはコンフォーター・スパニエル(癒しのスパニエル)とも呼ばれ、飼い主の膝や足を温めたりして、湯たんぽの代わりのようになったりもしていました。さらに、ノミを引きつけることによって、飼い主をノミから守る役目も果たしていたといいます。こうしてこの小型のスパニエルは家族の誰からも愛され、大変人気のある犬種となっていきました。18世紀には、チャールズII世がこの犬種にあまりにも夢中になり、国務を疎かにして糾弾されたという一幕もありました。チャールズII世とこのスパニエルたちの関わりは深く、後には彼の名前を取ってキング・チャールズ・スパニエル」と命名され、広く知られるようになりました。チャールズII世の死後はマルボロ公爵が彼に代わってキング・チャールズ・スパニエルの最大の支持者となります。公爵がもっとも気に入っていた白地に赤毛斑の種は、マルボロ公爵の領地の名であるブレインハムという毛色で呼ばれることになりました。この犬種は何世代にも渡って裕福な人々に飼われていましたが、時代と共に短めの鼻を持つスパニエルが徐々に好まれるようになっていきます。その結果、20世紀前半には、尖った鼻を持つ初期のスパニエルは、短めの鼻を持つ当時のスパニエルより評価が低くなるという状況になっていました。しかし、裕福なアメリカ人、ロズウェル・エルドリッジがイギリスを訪問した際に、尖った鼻を持つ初期のキャバリア・キング・チャールズ・スパニエルに巨額の賞金をつけたことによって、この犬種の運命は大きく変わることになります。繁殖家たちは、最初はただ賞金を獲得するために、尖った鼻を持つ初期のスパニエルに戻そうと躍起になっていましたが、そのうちにだんだん初期のスパニエルのよさを再認識するようになりました。そして尖った鼻を持ったスパニエルは、最終的にキャバリア・キング・チャールズ・スパニエルと名づけられ、イギリスでもっとも人気のある犬種となりました。アメリカではこの犬種の飼い主たちが、人気に伴って生じるさまざまな問題を心配し、AKCの認定に反対していたため、1996年になってようやく認定されることになりました。今後の人気を見守りたいところです。気質はキャバリア・キング・チャールズ・スパニエルは家庭犬として理想的な犬種といえます。この犬種は優しく穏やかで、遊び好きで愛嬌もあり、愛情深く、物静かです。また、他の犬やペット、見知らぬ人に対してもすぐに仲よくなる社交的な犬です。屋外では散策をしたり、匂いをかいだり、いろいろなものを追いかけたりすることを好みます。飼育管理は毎日きちんと運動をさせてあげる必要があります。適度な散歩をさせて、足場のよい場所で自由に遊ばせてあげましょう。できれば室内犬として飼うことをおすすめします。2日に1回はブラッシングをするように心がけてください。特に気をつけたい病気 は僧帽弁閉鎖不全、股関節形成不全、気をつけたい病気は 膝蓋骨脱臼、眼瞼内反症、停留睾丸、皮膚疾患 、たまにみられる病気 はてんかん、しておきたい検査 は心臓機能検査、関節検査、寿命 は9〜14歳です。