・クランバー・スパニエル


クランバー・スパニエルの外観と特徴は、体高より体長が長く、重心の低い長方形の体とがっしりした骨格の持ち主です。また、狩猟の際、低い茂みの中を容易に動き回れるように、幅広い胸と頑丈な臀部を持ち合わせています。柔らかい絹糸のような被毛はまっすぐ密集してはえており、外界から体を守る役目を担っています。また、猟師が見つけやすいように毛色が白になっているのが特徴的です。幅の広い体と短い四股を持ったクランバー・スパニエルは、軽やかな動きで猟師にぴったりと寄り添って狩りをします。その表情からはいつもやさしく穏やかな性質がうかがえます。犬種プロフィール はAKCランキング 120、KCランキング 87、仲間 はガンドッグ(鳥獣猟犬)、スパニエル系、原産地 はイングランド(イギリス)、起源は 18世紀 、元来の役割 は鳥を飛び立たせること、回収犬 、現在の役割 は鳥を飛び立たせること、回収犬、スパニエル系の競技 、体高(雄)インチ(cm) 19-20(48-51)、体重(雄)ポンド(kg) 70-85(32-39)、体高(雌)インチ(cm) 17-19(43-48)、体重(雌)ポンド(kg) 55-70(25-32)、JKC理想体高(雄)cm -、JKC理想体重(雄)kg 36、JKC理想体高(雌)cm - 、JKC理想体重(雌)kg 29.5。歴史 はクランバー・スパニエルは、その起源が1700年代にまでさかのぼる犬種であり、スパニエル系の中でもっとも標準的な犬種といわれています。どのように派生したのかはっきりしたことはわかっていませんが、頭部の大きなアルパイン・スパニエルと重心の低いバセット・ハウンドの血を引いていると考えられています。フランス革命の頃まで、クランバー・スパニエルには名前がなく、フランスのノワイユ公爵が自分のスパニエルの犬舎を、イギリスのニューカッスル公爵の領地クランバーパークに移したことから現在の名前が付けられたといわれています。イギリスの貴族たちは、動きは遅いけれども鼻がよく効き、回収作業にも卓越していたクランバー・スパニエルに大きな関心を示しました。ただし、特権階級以外がこの犬種を手に入れることを望まなかったため、庶民の間でその存在が知られることは少なかったようです。その身分の高さにふさわしく、クランバー・スパニエルはもっとも早くからショーに登場していた犬種のひとつです。この犬種がアメリカへ持ち込まれたのは19世紀後半のことで、ショーで数々の名声を獲得しますが、現在は猟場で活躍する犬として愛好者たちから支持されています。魅力的な要素を十分持ち合わせた犬種ですが、一般的にはあまり知られていないのが現状です。気質はクランバー・スパニエルは、スポーティング・ドッグのなかでもっとも控えめでおおらかな性格の持ち主ですが、猟犬としての習性は今も健在です。家庭では基本的におとなしく、せき立てないとなかなか運動しないといった傾向も見られます。スポーティング・ドッグのなかでは珍しく"都市でも飼える犬"です。郊外での散歩や遠出も好んで楽しみます。飼い主に対して献身的な愛情を示し、忠実なペットとなる犬種です。飼育管理 はクランバー・スパニエルは毎日外に出ることを好みます。長めの散歩や、時間をかけたハイキングなどを取り入れてあげるとよいでしょう。被毛には週に2〜3回程度のブラッシングで十分ですが、汚れやすい部分は頻繁に手入れをし、被毛の白さを保ってあげることが大切です。たまによだれをたらしたり、いびきをかいたりするタイプの犬もいます。特に気をつけたい病気 は股関節形成不全、眼瞼内反症、気をつけたい病気は 椎間板疾患、眼瞼外反症 ,たまにみられる病気は てんかん 、しておきたい検査 は股関節検査、眼科検査、寿命 は10〜12歳です。



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