ケリー・ブルー・テリアの外観と特徴 は、優れた運動能力を持ち、あらゆる作業をこなすことができるような体格に作られています。そのため、走ったり、家畜の群れを動かしたり、獲物を回収したり、泳いだり、害獣をしとめたりといったことをやすやすとやってのける、まさに理想的な伴侶犬だといってもいい過ぎではありません。がっしりした体型で背中が短く、足が長く、すばらしい骨格と筋肉を持ち合わせています。独特のブルーグレーの色をした被毛にはウェーブがかかっており、柔らかく密集してはえています。犬種プロフィールはAKCランキング 105、JKCランキング 104 、仲間は テリア系、原産地は アイルランド、起源は18世紀 、元来の役割は ネズミ捕り、アナグマ、キツネ狩り、現在の役割 はネズミ捕り、体高(雄)インチ(cm) 18-19.5(46-49.5)、体重(雄)ポンド(kg) 33-40(15-18)、体高(雌)インチ(cm) 17.5-19(44.5-48)、体重(雌)ポンド(kg) <33-40(15-18)、JKC理想体高(雄)cm 45.5-49.5、JKC理想体重(雄)kg 15-18、JKC理想体高(雌)cm 44.5-48、JKC理想体重(雌)kg 体型に比例して雄より軽い、別名 はアイリッシュ・ブルー・テリアです。歴史はアイルランドの南西部に起源を持つケリー・ブルー・テリアが最初に人々の注目を集めたのは、この地方にあるケリー郡でのドッグ・ショーでした。ケリー郡では、少なくとも1世紀にわたり、この犬種を家畜を荒らす害獣や小動物、さらに鳥までしとめる狩猟犬として、また水陸両用の回収犬として、さらに羊や牛の群れを管理する牧畜犬として、多方面に渡って利用していました。ケリー・ブルー・テリアは、1920年代にイギリスとアメリカのドッグ・ショーに参加したことがあったようですが、このように多方面にわたって才能に溢れた魅力的な犬種であるにもかかわらず、不思議なことに長い間アイルランド以外にはまったく知られることがありませんでした。1924年にAKCの認定を受けましたが、当初は犬の被毛がだらしなく乱れた感じになっていました。その後、グルーミングが徐々に定着するようになり、洗練されたケリー・ブルー・テリアはショードッグとして確かな人気を得ることになります。グルーミングが施されるとこの犬種は見違えるようになり、すべての犬のなかでも特別目立つ犬種となって注目を浴びました。ちなみにこの犬種は生まれた時には真っ黒な被毛をしていますが、生後9カ月から2歳までの間にこの犬種特有のブルーへと変わっていくといった特性を持っています。ショードッグでの活躍の他にも、あらゆる仕事をこなせる万能犬として、警備犬として活躍したり、地下犯罪組織を追跡したりといった任務をこなしてもいました。しかし、こうした華々しい能力があるにももかかわらず、現在は普通の家庭犬として穏やかな人気を集めています。気質は多方面に渡って能力を発揮するケリー・ブルー・テリアは、警備犬、狩猟犬、牧畜犬、または伴侶犬と、いくつもの顔を持っている万能犬です。この犬種には、毎日、足場のよい安全な場所で、精神的にも肉体的にも刺激となる運動をさせる必要があります。走ったり、何かを追いかけて狩りをしたり、探検やゲームをしたり地面を掘ったりと、とにかく動き回るのが大好きな犬種ですが、家の中では大変行儀よく振舞えます。知らない人に対しては、自分の家族を守ろうと防衛本能が働きますが、仲間とわかるととたんに愛想がよくなり、あいさつをして熱烈に歓迎しようとします。しかし、他の犬や小動物には攻撃的になる傾向があり、なかには吠え癖を持った犬もいます。基本的にはとても利口で独立心が強く、時々頑固な面を見せたりするのもこの犬種ならではの特徴です。飼育管理はケリー・ブルー・テリアにはかなりの運動が必要です。リードを付けて長めの散歩をさせたり、活発に運動できるゲームを組み合わせて遊んだり、足場のよい安全なところで探検をさせてあげるといった運動を取り入れるとよいでしょう。温暖な地域では外で飼育することもできますが、室内と外を自由に行ったり来たりできる環境が理想的です。被毛は、1週間に2回くらいはコーミングをし、さらに、毎月1回程度はさみを使ってトリミングをします。ショー用として耳をスタンダードにかなった形に整えたい場合は、テーピングをして形を整えることが必要です。特に気をつけたい病気 は進行性神経疾患(ケリー・ブルー・テリア・アビオトロフィー)、小脳失調症、気をつけたい病気は 白内障、眼瞼内反症、乾性角結膜炎、狭窄眼瞼のための二重睫毛、股関節形成不全、たまにみられる病気は 特になし、しておきたい検査 は眼科検査、股関節検査 、寿命 は12〜15歳 です。