シャー・ペイの外観と特徴 は横から見ると正方形に近い胴体を持ち、体に対して頭部のバランスがやや大きいのが特徴です。この犬種の特色ともいえるしわは、闘犬競技の際、他の犬に噛み付かれても体をひねるだけで犬を振り払うことができました。シャー・ペイの被毛には、長さが3cmくらいのブラッシュ・タイプと、さらに短いホース・タイプとがあります。どちらも非常に粗く、ピンと立った直毛となっています。耳と耳の間が狭く、耳自身も小さく、さらに目も小さくくぼんでおり、これらはすべて闘う際に完璧に相手から防御できるための作りとなっています。シャー・ペイは程よい歩幅で、軽快に歩きます。幅が広く力の強い顎、しかめ面のような表情、カバの鼻のような鼻口部が、この犬種独特の外観を特徴づけています。犬種プロフィールはAKCランキング 40、JKCランキング 95、仲間は 牧畜犬、山岳使役犬、北方祖先系の愛玩犬、原産地は 中国、起源 は13世紀、元来の役割は 闘犬、牧畜犬、狩猟犬、番犬、現在の役割は 愛玩犬、体高(雄)インチ(cm) 18-20(46-51)、体重(雄)ポンド(kg) 45-60(20-27)、体高(雌)インチ(cm) 18-20(46-51)、体重(雌)ポンド(kg) 45-60(20-27)、JKC理想体高(雄)cm 44-51、JKC理想体重(雄)kg -、JKC理想体高(雌)cm 44-51、JKC理想体重(雌)kg -、別名は チャイニーズ・ファイティング・ドッグです。歴史 は中国原産のシャー・ペイは、漢の時代(約紀元前200年頃)以来、中国南部の田舎に生息していたといわれています。13世紀頃、しわのたくさんある犬を説明した記録が発見されて、この犬種が存在していたというゆるぎない証拠となりました。ただ、その起源についてはまだよくわかっていません。シャー・ペイとチャウ・チャウが、同じように濃い藍色の舌を持ち、同じように中国を発祥の地としていることから、ふたつの犬種は共通の祖先犬から派生しているのではないかと考えられています。中国が共産主義を取り入れたことで、過去に関係のあるほとんどの記録が処分されてしまったため、シャー・ペイの歴史をたどることは非常に難しくなっています。シャー・ペイは、農民たちの作業を手伝ったり番犬の役目を果たしたり、イノシシ狩りで猟犬を務めたり闘犬競技に出場したりと、多方面で活躍していたようです。共産主義国家になった中国では、都市部周辺のほんの一部の地域を除いて、ほとんどの犬は始末されてしまいましたが、何頭かのシャー・ペイがイギリス領の香港と台湾で繁殖され、1968年に香港ケネルクラブで犬種として認定されることになります。ちょうどこの頃、数頭のシャー・ペイがアメリカに持ち込まれ、1973年、大きな転換期を迎えます。この犬種が絶滅の危機に陥りそうな状態だと警告する記事が掲載されたことで、この犬種が世界的に非常に珍しい犬だということが人々の間に広まり、愛犬家たちがこぞってシャー・ペイを手にいれようとしたのです。こうして、シャー・ペイは、絶滅の一歩手前から、一気に表舞台へと踊り出ることになりました。それ以来、現在でもシャー・ペイは独特のたるんだ皮膚とたくさんのしわを持った犬種として人々に親しまれ、アメリカでもっとも特徴的な犬種のひとつとなっています。この特徴的なしわは子犬の時には体中に見られますが、成犬になるにつれて頭部から首、肩にかけての限られた部分にだけに見られるようになります。気質はシャー・ペイは、いつも自信に満ちあふれ、堅実で、独立心の強い性格の持ち主です。また、いつも非常に冷静で落ち着いた態度を見せます。あまり自分から感情をあらわにすることはせず、献身的で、常に家族を守ろうと努力します。見知らぬ人に対しては控えめで、警戒心をくずしません。他の犬には攻撃的で、家畜や他の動物を追いかける犬もいますが、たいていの場合はペットたちとうまくやっていけます。シャー・ペイには、毎日精神的にも肉体的にも刺激を与えることが必要です。活発に動くゲームで長時間遊ばせたり、十分な量の散歩をさせてあげましょう。従順な性格を養うには、ずっと屋外で過ごさせるより、屋内と屋外両方でバランスよく過ごさせるのが理想的です。被毛には1週間に1回程度のブラッシングで十分ですが、しわの内側はいつも清潔に保ち、細菌や刺激物が入り込まないように注意しましょう。飼育管理シャー・ペイは、中国語で砂のような被毛という意味を持っています。シャー・ペイの皮膚の表面が、砂の入ったサンドペーパー(紙やすり)のようであることからこの名前が付けられました。被毛を後ろのほうに向かってなでると少しチクチクとした手触りがします。敏感肌の人が触ると、たまにみみずばれになることもあるので注意が必要です。特に気をつけたい病気は 眼瞼内反症、股関節形成不全、皮膚病、気をつけたい病気 は膝蓋骨脱臼、外耳炎、たまにみられる病気 は特になし、しておきたい検査は 股関節検査、眼科検査、寿命は 8〜10歳です。