ジャーマン・ショートヘアード・ポインターの外観と特徴は忠実で万能な鳥猟犬で、俊敏さや力強さ、さらに耐久力といった能力を持ち合わせています。正方形に近い胴体を持ち、もしくは体長が体高よりやや長めの体型をしています。また、体とのバランスがとれた頭部と滑らかなアウトライン、そして強靭な四肢が、運動を得意とするこの犬種の特徴となっています。軽やかな足取りで、しっかりと地面を踏みしめながら歩きます。また、被毛は硬く短いのが特徴的です。犬種プロフィール はAKCランキング 21、JKCランキング 137、仲間は ガンドッグ(鳥獣猟犬)、ポインター、用途の広い狩猟犬、原産地 はドイツ、起源は 17世紀、元来の役割 は狩猟犬、現在の役割 はポインティング、ポインティング競技、体高(雄)インチ(cm) 23-25(58-64)、体重(雄)ポンド(kg) 55-70(25-32)、体高(雌)インチ(cm) 21-23(53-58)、体重(雌)ポンド(kg) 45-60(20-27)、JKC理想体高(雄)cm 62-66、JKC理想体重(雄)kg -、JKC理想体高(雌)cm 58-63、JKC理想体重(雌)kg -、別名は ジャーマン・ポインター(ショートヘアード)、ドイチャー、クルツハーリガー・フォアシュテーフント、クルツハールです。歴史はジャーマン・ショートヘアード・ポインターは、ポインティング能力(獲物を指し示す能力)、回収能力、追跡能力、そして獲物をしとめる能力を併せ持った犬種であり、もっとも用途の広い猟犬として知られています。この犬種の多彩な能力は、17世紀頃から始められた綿密な交配によって作り出されました。頑丈なタイプのスパニッシュ・ポインターと、嗅覚獣猟犬であるハノーバー・ハウンドとの交配によって、鳥類や哺乳類を追跡してそのありかを示すことができる頑丈な猟犬が誕生しました。この犬たちは吠えながら獲物を追跡し、キツネのような大きさの獲物でも負傷していればとどめを刺すこともできました。当時の繁殖家たちは、万能な猟犬を目指そうと一致団結していましたが、どのようにして万能な猟犬を作り出すかについては意見が分かれていました。イングリッシュ・ポインターとの交配は愛好家の間で論争の的となりましたが、結果的に洗練された外見と優れた嗅覚を獲得することに成功します。しかし、同時に水に対して嫌悪感を抱いたり、獲物を攻撃することを嫌がったりするようになり、よいことばかりともいえない結果となってしまいますが、その後交配が進み、そういった厄介な部分の性質は徐々に取り除かれていきます。19世紀初期に2匹のドイチュ・クルツハールス(当時はこの名前で知られていました) 、ネロとトレフがジャーマン・ダービーのポインティング部門で頭角を現し、彼らの子孫が現在のジャーマン・ショートヘアード・ポインターの基礎を築くことになりました。この犬種は19世紀後半にドイツで認定された後、1920年代にアメリカに持ち込まれ、1930年にAKCによって認定されました。この犬種は、多彩な能力を持った猟犬を求める猟師たちから絶大な人気を得ることになります。才能豊かで万能な猟犬である上に外見的にも美しく、忠実な伴侶犬としても人気のある犬種です。気質 はジャーマン・ショートヘアード・ポインターは、日中は猟場で狩りをこなし、日が暮れると飼い主のもとに寄り添って過ごすことを好みます。基本的に活発な犬であるため、精神的にも肉体的にも刺激になる運動を必要とします。運動不足になるとストレスから少々乱暴な行動に出ることもあります。家族に対してはとても献身的で従順ですが、小さい子供にとっては少々荒っぽいところがあるかもしれません。小動物を狩りの獲物としていたため、子犬の頃から一緒に飼育されていない限り、小動物に対してやや攻撃的に出る犬もあります。感受性の強い性質の持ち主で、あまり厳しくトレーニングしなくてもよく反応しますが、なかには唸ったり吠えたりする犬もいます。飼育管理は活動的な猟犬を目指して交配されたジャーマン・ショートヘアード・ポインターは、毎日、かなりの運動量を必要とします。少なくとも1時間以上は一緒に遊ぶように心掛け、毎日精神的にも肉体的にも刺激になる運動をさせてあげましょう。水の中で遊ぶことが好きなので、泳がせてあげるのもよいでしょう。温暖な気候の地域ならば屋外で過ごさせるのもよいですが、飼い主と一緒にいる時間を必要とする犬なので、屋外と屋内を行き来できるようにするのが理想的です。被毛の手入れとしては最低限のブラッシングで十分です。特に気をつけたい病気は リンパ浮腫、気をつけたい病気は 股関節形成不全、眼瞼内反症、たまにみられる病気は 胃捻転、眼瞼外反症、進行性網膜萎縮症、しておきたい検査は 股関節検査、眼科検査、寿命 は12〜14歳です。