・スピノーネ・イタリアーノ


スピノーネ・イタリアーノの外観と特徴は、かなり長めの頭部と鼻口部、大きく垂れた耳、そして左右に揺れる唇といった、猟犬らしい姿をしています。強健で筋肉質の体格を持ち、1日中、かなり速いスピードで小走りに走り続けることができます。また、陸上はもちろん、水中に落ちた獲物でさえも上手に回収できる犬種です。さらに、密に詰まってはえている針金のような硬い被毛のおかげで、どんな環境のなかでも狩りをすることができます。被毛は一般的に一層のみとなっており、長さはだいたい4cm前後〜6cm前後くらいです。分厚く、乾いた感じがして、手触りがゴワゴワとしています。また、長い飾り毛が口の周りや眉の辺りにはえており、知的で穏やかな雰囲気をかもし出しています。犬種プロフィールはAKCランキング 119、JKCランキング 表記なし、仲間は ガンドッグ(鳥獣猟犬)、ポインター、原産地は イタリア、起源は 13世紀、元来の役割 ポインティング、回収犬、現在の役割はポインティング、回収犬、体高(雄)インチ(cm) 23.5-27.5(59.5-70)、体重(雄)ポンド(kg) 71-81(32-37)、体高(雌)インチ(cm) 22.5-25.5(57-65)、体重(雌)ポンド(kg) 62-71(28-32),JKC理想体高(雄)cm -、JKC理想体重(雄)kg -、JKC理想体高(雌)cm -、JKC理想体重(雌)kg -、別名は イタリアン・スピノーネ。歴史はスピノーネ・イタリアーノは、ポインティング・ドッグ(獲物の方向を示して知らせる猟犬)としてかなり早い時期に作られた犬種のひとつであり、紀元前500年頃には、既にこの犬種に似た剛毛のポインティング・ドッグが存在していたという記録が残っています。また、15〜16世紀のイタリアの美術品には、スピノーネ・イタリアーノに類似した犬がよく描かれていますが、正確な起源はいまだに謎のままとなっています。ケルト地方に生息していた剛毛タイプの血統が起源だという説もあれば、ローマ時代に、ギリシャの商人たちによってイタリアに持ち込まれたという説もあります。現在のスピノーネ・イタリアーノの歴史を探っていくと、イタリアのピエドモント州にたどり着くのですが、残念ながらこの犬種の改良の歴史については記録と呼べるものがほとんど残っていません。この犬種は、トゲだらけの茂みを突き抜けて、羽毛や毛皮で覆われた獲物たちを見つけ出す能力に長けていました。第二次世界大戦中には、敵国となったドイツの偵察隊を追跡するといった活躍をしましたが、徐々に頭数は激減し、運よく生き残った犬たちは他の犬種と掛け合わされて、この犬種を復活させるためにさまざまな活動が始められるようになります。この犬種は、優れた嗅覚と恵まれた狩猟能力で、獲物の方向や位置を的確に示し、猟師が撃ち落とした獲物を回収までできる、まさになんでもこなせる優れた狩猟犬として、猟師から離れることなく、対角線を描くように小走りをしながら獲物を探し、多面的に能力を発揮していました。現在、スピノーネ・イタリアーノは、イタリアやヨーロッパの他の国々で人気を博していますが、アメリカでは、人々に注目されるまで少々時間がかかりました。また、この犬種はイタリアン・グリフォンという名前でも知られています。スピノーネという名前は、ピーノというイタリア語からきていますが、ピーノとはトゲだらけのやぶという意味で、丈夫な皮膚を持つこの犬種は、そういったやぶの中に隠れている小さな獲物を探し出すのを得意としていたことからこのような名が付けられました。複数の場合はスピノーニ“spinoni”、単数の場合はスピノーネ“spinone”という発音になります。気質はスピノーネ・イタリアーノは、人を喜ばせることが大好きな、献身的で温和な性格の犬です。非常に愛情深い面を持っているので、他の犬やペット、また、子供たちとも仲よく過ごすことができます。また、勇敢な面も持ち合わせています。基本的に他のポインティング・ドッグよりももの静かで、立ち居振舞いもゆったりと落ち着いています。飼育管理は他のスポーティング・ドッグと同じように、スピノーネ・イタリアーノも、毎日の運動が欠かせません。かなり長めの散歩や、足場のよい安全な場所で、リードをはずして思いきり走らせるなど、十分な運動量が必要です。温暖な地域や涼しい気候のところであれば屋外で過ごすこともできますが、基本的には家族と一緒に過ごすことに喜びを見出す家庭犬です。被毛の手入れとしては、1週間に1回のブラッシングを行い、時々手でむだ毛取りをして、顔や足を美しく整えてあげましょう。健康は特に気をつけたい病気 股関節形成不全、気をつけたい病気は 眼瞼外反症、胃捻転、外耳炎、たまにみられる病気は 特になし、しておきたい検査は 股関節検査、眼科検査、寿命は 12〜14歳です。



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