スムース・フォックス・テリアの外観と特徴は、横から見るとほぼ正方形に近い形の胴体になっており、背が短く、どっしりとした立ち姿が特徴的です。このような体の構造は、スピードと忍耐力、さらに力強さを兼ね備え、ギャロップ(両前足を揃えて前方に出す走り方)しながら馬や他の狩猟犬たちに遅れないようについていくことができます。また、キツネを追って狭い道も走ることができます。速足で駆ける時には、特に後ろ足を使ってぐんぐん前に進みます。鋭く、警戒心を怠らない表情をしており、次に起こることを予期しながら行動しているような態度をとります。被毛は、短く細い下毛の上に、上毛が平たく、硬く密生しています。犬種プロフィールはAKCランキング 99、JKCランキング 137、仲間は テリア系、原産地は イングランド(イギリス)、起源 は18世紀、元来の役割は 害獣駆除、キツネ狩り、現在の役割 はアースドッグ競技、体高(雄)インチ(cm) 15.5(40)、体重(雄)ポンド(kg) 17-19(8-9)、体高(雌)インチ(cm) 15.5(40)、体重(雌)ポンド(kg) 35-50(16-23)、JKC理想体高(雄)cm -、JKC理想体重(雄)kg 7.3-8.2、JKC理想体高(雌)cm -、JKC理想体重(雌)kg 6.8-7.7。歴史はスムース・フォックス・テリアの祖先については記録文書がなく、よくわかっていないのが現状ですが、ドッグショーなどが開催される前の1800年には、すでに人々の注目を集めていたようです。この犬種はフォックスハウンドたちと一緒にキツネ狩りに使われ、穴の中に隠れているキツネを外に追い出す役割を果たしていました。なかでも圧倒的に人気があったのは白い毛色のタイプでした。というのも、白い毛色であれば、薄暗く、わずかな灯りのなかでも獲物と区別することができたからです。スムース・フォックス・テリアとワイヤー・フォックス・テリアは、実はまったく異なった背景を持っているのではないかという憶測が、いくつかささやかれています。実際、スムース・フォックス・テリアは、スムース・コーテッド・ブラック・アンド・タンとブル・テリア、そしてグレーハウンドやビーグルを掛け合わせることによって、滑らかな被毛の質を受け継いだ、ドッグショーの舞台に最初に登場した犬種のひとつです。当時はテリア・グループではなく、スポーティング・グループとして分類されていました。このスムースとワイヤーという異なる被毛を持った2犬種が、広範囲に渡って交配されていましたが、そういった掛け合わせは徐々に減っていきました。その後、1900年代後半まで、長い間この2犬種間での交配が途絶えていたことにより、1985年には、AKCがこのふたつの犬種を完全に別犬種として認定することになりました。気質はスムース・フォックス・テリアはエネルギッシュで、探求好きなところがあり、大胆かつ活発で、遊びやいたずらが大好きです。また、独立心が旺盛で、いつも冒険をしたくてうずうずしているような犬種です。また、元気よく走ったり、何かを夢中で追いかけたり、探検したりすることに至上の喜びを感じます。ただ、見知らぬ人には距離を置いて接する傾向があります。また、しばしば吠え癖を持っていたり、地面に穴を掘ったりする犬もいるようです。飼育管理はスムース・フォックス・テリアはエネルギッシュな犬種なので、少なくとも放りっぱなしにしておくことはできない犬種です。活動的な犬なので、思う存分運動ができるよう、十分なスペースを確保してあげましょう。活発に動ける遊びや、長めの散歩、また足場のよい安全なところでリードなしで思いきり走らせるなど、いろいろな運動を取り入れるとよいでしょう。暖かい地域であれば屋外でも過ごすこともできますが、基本的には室内で過ごし、時々庭に出て運動するといった生活が理想的です。滑らかな被毛には、週1回以上はブラッシングをし、むだ毛を取り除いてあげてください。特に、スムースタイプは、ワイヤータイプよりも毛が抜けやすいので、定期的なむだ毛取りが必要です。また、耳を形よく見せるために、子供の頃から耳の手入れをしてあげることが大切です。特に気をつけたい病気は 皮膚疾患、気をつけたい病気 は二重睫毛、白内障、たまにみられる病気は 聴覚障害、膝蓋骨脱臼、しておきたい検査は 眼科検査、寿命は 10〜13歳です。